煩悩【ぼんのう】

煩悩(ぼんのう)とは仏教用語で、苦悩や心痛のことを指す。
身心を悩ませ苦しめる、智慧をさまたげる精神作用。
サンスクリット語の、क्लेश 発音は kleza。

根元的な煩悩として、貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)を三毒といい、
人間の苦しみのもと、諸悪の根源とされている

貪は貪欲、果てしなく貪る(むさぼる)心、
瞋は怒りの心、
痴は真理を知らないこと意味する。

一般的に108つとされているが、その時代や宗派によって数は変わるんだって。

★煩悩あれば菩提あり

菩提とは悟りのこと。
迷いがあるからこそ悟りを開くことがある、という意味。


★煩悩即菩提

煩悩と菩提は而二不二(ににふに)といって、
二つであるが二つではないという意味。

煩悩(迷い)にとらわれている姿も、実はその本体は菩提(悟り)であって、
煩悩と菩提は別のものではないということ。


★煩悩の犬は追えども去らず

煩悩というのは人につきまとう。まるで飼い犬がまとわりつくように離れない、という意味。

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